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箱根の隠れ家宿「萬岳楼」

先日の熱海・箱根旅行の2日目に泊まった箱根にあるお宿「萬岳楼」が落ち着いた雰囲気で温泉もご飯も素晴らしかったので紹介したいと思います。

 

1.アクセスについて

「萬岳楼」さんは箱根登山鉄道強羅駅から仙石原方面へ抜ける山道の途中にある宿です。今回の旅行は公共交通機関を利用しましたので、強羅駅からバスにて萬岳楼まで移動しました。降車するバス停は「萬岳楼前」なので降り間違うことはないでしょう。

バス停で降りて、バスルートから一本入った道の先にあります。

周辺は森に囲まれた立地にある宿のため、静かで落ち着いています。

 

2.お部屋について

まずはチェックインしてお部屋へ案内してもらいました。今回は新館「枯淡」にあるお部屋でした。部屋の入り口にはキャリーケースなどを置けるスペースがあります。

入って左側は和室になっていて、掘りごたつがあります。夕食も朝食も部屋食で、こちらの和室でいただきました。

こたつの上には温泉まんじゅうとお茶がセットされていました。温泉まんじゅうみたいな和菓子はたまに食べると美味しいですね。お土産にも購入しました。

玄関の右側は寝室になっていて既に布団が敷いてありました。写真の手前に見切れていますがマッサージチェアもあり、自由に使うことができます。

寝室の奥は洗面台とお風呂場、トイレなどがあります。

萬岳楼では、大浴場などはない代わりにすべてのお部屋に源泉かけ流しの温泉がついています。

半露天風呂になっていてバルコニーへ出ることもできます。周辺は森なので自然を感じながらゆっくりお風呂につかれます。

 

3.夕食

夕食はそれぞれの部屋で食べる部屋食のため、時間の指定は基本的には出来ないような雰囲気でした。今回は18:00開始で夕食をいただきます。

左から 菊花蟹和え、落花生豆腐、曽我梅林梅酒

椀物はほんのり柚子の風味があり、ブリも脂がのっています。

椀物の味噌仕立て

酒の肴が満載で、どれも美味しくお酒がすすみます。笑

酒肴彩々

季節のお刺身と日本酒

和牛炭火焼き

木の子ご飯、赤出汁、香の物

旬の果物

自家製アイス 生わらび餅

デザートまでしっかり品数もあって大満足の夕食でした。食後に館内を散策していた時に見つけたのですが、料理長の日本料理全国大会技能コンクールの表彰状が飾られていました。どおりで美味しいわけです!


4.館内も雰囲気が良い空間です

翌朝は朝風呂に入ったあとに朝食まで時間があったので館内を少し散策しました。

玄関入って正面には萬岳楼の文字が掲げてあります。建物自体も古く立派な梁が天井には通っています。全体的に暗めな暖色系の照明で落ち着いた空間になっています。

ロビースペースには周辺の観光案内のパンフレットやいつでも自由に利用できるコーヒーメーカーなどが設置されています。

 

5.朝食も部屋にていただきます

散策から帰ってゆっくりしていると朝食の時間となりました。朝食も部屋食のため時間になると和室の方で食事の準備をしてもらえます。自分は布団に寝ている間に食事の準備をしてもらえるなんてかなり贅沢です。笑

アジの干物はサイズは中くらいですが、身が厚く脂も乗っていました。

食べ終わったころにはデザートも持ってきていただきました。

これだけ食べれば、朝からお腹いっぱいです。

 

6.まとめ

宿が素晴らしいのはもちろんですが、地味に嬉しかったのが宿から箱根湯本まで荷物を送ってもらえる箱根キャリーサービスが利用できたことです。宿の観光案内パンフレットを見ていて気づいたので、情報は現地でも集めるものですね!

www.hakonenavi.jp

 

本当はもう少しゆっくりしたかったですが、スケジュールもあるので多少早めにチェックアウトします。10時過ぎに宿を出たタイミングでも、まだ宿泊者の車は半分以上残っていたのでゆっくり余裕をもって過ごすのが本当は良いのでしょう。

当然お安い宿という訳ではないですが、ゆっくりと過ごしたいときにはとてもいい宿だと思いました。何回も来れるわけではないですが、死ぬまでに再訪したい宿の一つには入るでしょう。