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【投資】積立NISAのリバランスは新NISA制度が始まってからにしようという話

2018年から積立NISAを始めて今年で6年目になりました。

全体としてはプラスを維持しています。積立を始めた当初は色々な銘柄を切り替えながら購入していたのである程度リスク分散できていたのですが、投資商品が固まるに従って資産種別の割合がかなり偏ってきました。

 

1.積立NISAのリバランスとは?

投資では定期的なリバランスが必要になってきます。

リバランスとは資産配分の比率を当初設定した配分に修正・見直しをする作業のことです。実際には値上がりした資産・銘柄を売り、値下がりした資産・銘柄を買い増すことによってポートフォリオを修正していきます。

 

積立NISAの場合には、積立投資で得られた非課税枠があるので値上がりした資産を売ってしまうのは少しもったいない気がします。そもそもインデックス投資では長期積立によって福利効果も高まっていくので、リバランスのためだけに所有している資産を売るのは悪手のようです。

 

ということで積立NISAのリバランスは

積立商品を変えることで時間をかけて行っていくことにしました。

 

2.目指すポートフォリオとは?

積み立てる商品を変えることで少しずつリバランスを行うこととして、問題は目標とするポートフォリオを決めないとけません。

3年間のポートフォリオ変化

直近3年のポートフォリオ変化を見てみると、現在は主要資産の「外国株」「日本株」だけでポートフォリオの90%を占めています・・・

 

【問題点】

  • 外国株(主に米国株)と日本株の相関関係が強く、同時に値下がりをするリスクがある
  • 国内債券、不動産(REAT)など株価と相関が弱いまたは逆相関の資産の割合が極めて少ない
  • 値上がり中の米国株式を中心に購入を続けていることで、資産の調達コストが膨れ上がってしまう

 

3.債権メインの商品を選びたいのですが・・・

今の株式偏重のポートフォリオでは今後来るかもしれない景気後退に耐えられないと考え(当然持っている資産はキープする方向ですが・・・)リスク分散として「債券」を買い増したいと思います。

 

ということで債券の積立NISA対象ファンドを探してきますが・・・ありません。

調べても現行のNISA対象ファンドには債券だけで構成された金融商品は無いようです。

 

4.2024年の新NISAで投資対象商品が拡大するらしい

さらに調べていくと喜ばしい情報がありました!!

2024年1月から開始されるNISA制度の改定に合わせて、NISAの対象投資商品が拡大されるらしいです!

 

ちなみに新NISAには「積立投資枠」「成長投資枠」の2種類の投資枠が用意されていますが、債券ファンドが追加されるのは「成長投資枠」ということです。

www.jibunbank.co.jp

 

追加予定の対象商品は以下のページに記載がありました。

しっかり債券中心の商品も含まれているようで一安心です。

www.toushin.or.jp

 

実際には新NISA制度を理解できていない点が多いため2023年中は積立商品を変更せず、現状維持することにしました。

ということで、積立NISAのリバランス(債券割合の増加)は2024年に入ってからになりそうです!