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小学校の修学旅行ぶりにマツダミュージアムを見学してきました

広島に引っ越してきてからのやりたい事リストの一つであるマツダミュージアムの見学。今回ようやく行くことができました。小学生の頃、修学旅行でマツダミュージアムに来た記憶が薄っすらと残っているので、実に約20年ぶりの再訪です!

マツダミュージアムは完全予約制のためネット予約が必要となります。見学は各回定員45名で午前は日本語、午後は英語での案内になるようです。

今回は1か月以上前から平日の決め打ち日程で予約したので問題なかったのですが、11月の予約状況を見る限り、既に半分程度は満席または残りわずかでした。早めの予約をおすすめします。

www.mazda.com

ちなみに現在のマツダミュージアムは2022年5月に改装工事を終えてリニューアルオープンしたようで、展示室のデザインはモノトーンで統一され、写真映えする館内になっていました。

 

1.マツダ本社ロビーにて待機

見学開始が9:15ということで9:00頃にマツダ本社へ到着しました。見学者は本社前の駐車場を無料で利用することができます。当然ながら周囲にはマツダ車がほとんどなので、マツダ車以外で見学に来る方はちょっと気まずいかも・・・マツダ車で良かったです。笑

 

ロビーに入ると受付で、パンフレットと見学者証を受け取ります。

ロビー内の待合スペースにはマツダ車とマツダの歴史を紹介するパネルが展示されていました。

落ち着いた色のロードスターも渋くてかっこいい。

現行ラインナップの展示車には自由に乗り降りできるので、次の車の購入検討にも良いかもしれません。笑

 

写真を撮ったりパネルを見ている内にロビー前に見学用バスが到着しました。ここからバスに乗ってマツダミュージアムへ移動していきます。

 

2.マツダミュージアムエントランス

バスに乗車して10分程度でミュージアムに到着しました。道中は当然マツダの敷地内なのですが、とても広くマツダ専用の道路や橋を通る事ができます。バス乗車中も目の前の施設の説明などが聞けるので、退屈することはありません。

 

こちらはミュージアムエントランスです。

写真奥にはグッズ等の売店があります。

こちらは展示と休憩スペース。

エントランスの展示だけでもしっかり見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

 

3.まずはマツダの歩んだ歴史を学ぶ

いよいよ展示を見ていきます。展示は10のエリアに分かれており、創業から現在、未来への歩みを順を追って学んでいきます。

松田重次郎がモノづくりについて学ぶ過程や、マツダの前身となる「東洋コルク工業株式会社」の立ち上げなど創業期のマツダについて知る事ができます。創業当初のコルク製造や工作機械製造などの時代を経て、三輪トラック、自動車製造へとモノづくりの精神が引き継がれてきたことを実車の展示からも感じることができます。

 

マツダ初期の「TCS型三輪トラック」

一番手前のかわいらしい車がマツダが初めて販売した自動車「R360クーペ」

段々と現代の車に近づいていきます。

名前は聞いたことある「コスモスポーツ

この辺りからRX-7ロードスターなど赤色のカラーリングが多く、現在のマツダのイメージが少しずつ形成されているような・・・

レース車も展示されています。

 

4.現在のマツダを学ぶ

次のエリアでは、現在のマツダの自動車つくりについて展示がとなっています。

独特な統一感のあるマツダ車共通のデザインテーマ「魂動」についても説明と展示がありました。

 

マツダに自動運転というイメージはあまり無いと思います。これは独自のコンセプト「Co-Pilot Concept」によるのでしょう。運転できる楽しさを提供するため、あくまで自動運転は補助装置というのがマツダの自動運転の設計コンセプトのようです。

 

デザインへのこだわりでいうと職人技の量産化もマツダの特徴ということ。

ゼブラライトで全体的に流れのあるデザインをチェックしているそうです。

あとは特徴的な塗装。同じパーツでも塗装で立体感などの見え方は別物です。

そして、続いての工場見学では混流生産のラインを見学することができます。その名の通り1台1台全く異なる車種がランダムに流れているラインを見ていると間違いなく自動車が組みあがっていくのが不思議に思えてきます。

 

5.未来のマツダ

最後のエリアでは次の100年に向けたコンセプトやアート作品が展示されています。

 

「魂動」デザインの元になっているコンセプトアート

次世代デザインビジョンモデルの展示

 

 

6.まとめ

念願のマツダミュージアムでしたが、大人になってから来てみると思っていた以上に楽しむことができました。(マイカーがマツダ車というのもあるかもしれませんが・・・)

 

トヨタや日産など大きな自動車メーカーとはまた違った個性のあるメーカーだということを改めて感じることができました。

広島の代表企業として陰ながら?応援していきたいと思いました。